~事故原因の分類~

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A,あってはならない事故

ルール違反による事故は、絶対に起こしてはいけない

やってはいけないことはやらない
やらなければいけないことはやる

安全ルールを徹底しましょう

皆さん個人個人は問題ないと思いますが、チームとして、職場として、施設としてケアに当たっているのであれば、それぞれの単位(チーム、職場、施設)みんながいつも出来てますか?

これが大切です。

私はちゃんとやった!!

それだけでは足りない訳です。

起こってしまったら事故はマズいんです。みんなのために!!

経験の長い方や年上の方に言いづらいかもしれませんが、これはプロとして求められることです。

ご利用者の皆さん・ご入居の皆さん・ご家族の皆さんが、安心してお過ごししていただくためには必要な事です。

そういった情報に関しては、業務として経験が長いとかは関係ありません。

チームの単位・職場の単位として、

「いつもできているかどうか?」

私は大丈夫よ!!かもしれませんが、ここを意識していただければと思います。
ルール違反による事故

たまにありますが、傾向があります。

どういう傾向かというと、

「同じ方が何度もします。」

同じ方が繰り返してしまう中で、ウッカリではないですから、個人の責任を追及すると、

知りませんでした
聞いてません
どこに書いてあるんですか?

と、返ってきます。

事故は誰にとっても不幸な出来事ですから、遠ざけていかなければいけません。

個人個人が問題なかったとしても、職場・チームの単位として、「いつもできているかどうか?」基本運営の問題ですから

皆さん的には「解ってる」というよりは「解っていない人がいる」という事を確認していただけたらと思います。

B,防ぐべき事故

職員の皆さんにとってウッカリ(過失)が絡んでいる事故

このウッカリ(過失)をどうやってなくしていくのか?という対策の考え方になります

大きく3つに分けて考えます。

ウッカリに含められるかという問題もありますが、

1,道具・用具の安全点検

ルールになっているケースと、ルールまでにはなっていないケースがあります。

実際にあった事故例ですが、

排せつ介助の際、ご利用者が便座に座った瞬間「痛い」とおっしゃいました。

何が起こったかというと、便座にヒビが入っていたんです。

便座に座った時にヒビが開いて、臀部が挟まれて、出血してしまった。

車いすや杖など、日常使っているモノを定期的に点検していくというのは、ルールとしてされていると思います。

実際に利用者や入居者の皆様が、手に触れたり肌に触れるものがあるのであれば、目視の段階でもいいので、「大丈夫だろうな」と意識を持つこと、点検まではいかなくても、目配りが大切です。

 

 

2,安全ルール(介護動作・手順)の見直し

決まり事として決まっていることは、絶対の守らなければいけない

・やらなければいけないことは、やらなければいけない
・やってはいけないことは、やってはいけない

しかしながら、ルール自体がやりにくいことがあります。

決まり事としては決まっているのだけれども、決まり事通りに行うとやりにくいケースです。

例えば、

車椅子のご利用者の割合が増えてきてしまって、決まり事通りに行うと時間がかかりすぎてしまうので、ちょっと工夫して時間に間に合う。

突き詰めて言うと、

やらなければいけないことをやっていない

ルール違反になってしまいます。

非常にもったいないです。

現場の職員が仕事をするにあたって、

やらなければいけないことをやらなければいけないからと言って、そのままやったらやりにくくなることがあります。

変化します。

例えば

・認知症の症状の重い方の割合が増えてきた
・経験年数の若い職員の割合が増えてきた
決まっていることでやろうとすると、うまくいかなくなるケースがあります。

そういう時は何をしなければいけないかというと、

個人的にこうやったら効率的と思ってやる

のも一つですが、ルール違反はしてはいけないので、ルールは変えられるんです。

従来の方法だと難しいので、時間の割り振りとか、人の配置だとか、その辺何とかなりませんか?

ルールは変えてもいいんです。

あるもの(ルール)は守らなければいけないです。

ただ、ルールは変えられるんです。

仕事をしている中で感じられる???は、一人で抱え込んで自分なりの対策として考えるのだけではなくて、情報をチームの中で共有していただいて、必要なことに関しては共有してルールを変更していくことが重要です。

決まっているからやらなければいけない

これは仕方がないです。

しかし、決まり事は変えらます。

一人で変えるのではなく、声を出すことで全体の決まり事も変えられます。

やりにくいと思っていることは、必ずしわ寄せがどこかで来ますし、長くは続きません。

しっかり皆さんの方から、自分か感じた感想を意見として伝えることが大切です。

 

3,利用者(入居者)様の状況の再アセス(利用者)

今まで通りにやったら、今まで通りでなかった

例えば

 入院をしていた利用者(入居者)様が施設に戻ってきた場合、今まで大丈夫だったことが、大丈夫でなくなっていた

 処方された薬が変わったことで、食後のふらつきが強くなった

申し送り等で共有されていると思いますが、どういう状況かを確認することが大切です。

C,防ぎきれない事故

仕方がない事故で済ませるわけではありません。

・損害軽減策の検討

例えば

居室内のベッドから転落しそうな利用者(入居者)様に対して、緩衝材を敷く
→転落したとしても、骨折してしまう可能性を下げることができます。

転落するかもしれないが、大きな事故につなげない
重大事故につなげない

色々考えることができます。

防ぎきれないかもしれないが、大きな結果(事故)を避けれるかもしれない

そういうことを考えていくことが大切です。

・クレームを生まない事故対応

すべての事故に対しても、「クレームの生まれない事故対応」は必要ですが、特に「防ぎきれない事故」の際は注意が必要です。

なぜかというと

素直に謝れない

事が多いです。

やってはならない事故・防ぐべき事故の場合は、素直に謝れと思いますが、防ぎきれない事故の場合は、素直に謝りにくいところが多々あります。

謝りにくいからといって、謝りにくそうに謝ってる。

というところが相手に伝わってしまうと、

何その態度!!

に繋がってしまいます。

皆さんに落ち度がない事故が、解決するのに一番手間取ってしまうこともあります。

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