どうやって事故防止につなげていくのか?
職場の中だったり、法人の中で色々な対策を考えていかなければならないです。
最近と昔の考え方が変わってきました。
どういうことかというと、
以前は、事故防止の考え方というと
人がミスをするのは、「その人の注意力が足らないからミスをする」
個人に問題があった!!
このようなカタチですと、事故の中にはいろんな事故があります。そうすると、我々は感情を持っていますので、その時の気分であったり、人の性格によって受け止め方が違います。
しっかりやりなさい
何回言ったら分かるの
ちゃんとやんなさい
と言われたとしても、人によっては
私自身は一生懸命やっているのになぁ
何でだろうなぁ
というふうに、深く考え込んでしまう方もいれば
私のせいで迷惑をかけてしまった
どうしたらいいんだろう
私には向いてないのかなぁ
極端に事故が原因で、不安が大きくなってしまう方もいます。
また中には
そんなこと言ったって、皆やっていることはやっているんだから、運が悪かっただけじゃない!
と、開き直って考える方がいたりします。
そうすると、
個人のミスですよ!
ちゃんとやりなさいよ!
という事だけでいけば、事故を防いでいくことに効果がなかった
最近はどうなっているかというと、
個人にミスをさせる「原因」があるはず
そのミスを犯した人
人間はミスをする生き物
なんでその人にミスをさせてしまったのだろうか?
原因を考えていきませんか?
という考え方です。
先ほど事例で申し上げた、「後ろから大きな声で呼び止められた」のが、私が目を離した原因だったらば、
ちゃんとやりなさいよ!
って言われただけだったら
私の心の状態がどうだったかというので終わってしまうのではなく、
何で目を離してしまったの?
というところを深く掘り下げていくことで、事故の原因を見つけていく
この原因を見つけることが出来れば、同じ事故を繰り返さなくて済むはずです。
ある一定以上のレベルの方であれば、誰がその瞬間現場にいるかわからない
立ち会ってしまうかもしれない
という見方をしています。
あなたのせいで!!
人間はミスをする生き物です
だから、チームでカバーをしていきましょう
その中で起こってしまったら
何が?
そこで半歩踏み込んでいくという事で、
事故を防いでいく体制ができるのではないでしょうか。
個人個人の中でやるべきことはありますけど、チームとしてケアをしている以上、チームとして取り組んでいかなければいけないです。
「原因」を突き止めていくことで、「対策」ができます。
個人だけの問題ではなく、チームとして検討してみましょう。
人は誰でも必ずミスをする」という事を前提にして、取り組んでいくことが大切です。